アメリカに留学してまず、気になるのはみんなのお金事情、アメリカは先進国なこともあり生活費も学費も日本よりも高めなことが多いです。
もちろんお金が溢れるほどあればいいですがそんなことあるはずが無い。。。
なので今回はアメリカに留学している人のお金事情とアメリカでお金を稼ぐ方法を合法的、非合法、両方とも正直にお伝えしたいと思います。
アメリカに留学して働けるの働けないの?
結論から言うとほとんど働くことはできないです。
働けないことはないのですが色々と条件が重なってきます。
まずはアメリカで合法に働くためには働くためのビザが必要になります。ビザにも色々種類が別れており、学生ビザ、観光ビザでは働くことはできません。ただ働くビザを取得すればいいじゃん!となりますが現実は難しく、日本の企業に就職する、もしくは日本で現地の企業に就職してサポートを受けなければいけません。ビザを申請するために会社もお金を払わなくてはいけないので誰でもと言うわけにはいきません。
でも落胆するのは早いです。留学しながらお金が稼げれる方法はあります!
アメリカで稼ぐ方法12選
合法
1. 学校内のカフェ、売店、学校施設のアシスタント、チューター
こちらがもっとも合法かつ現実的な方法です。学生ビザ(F1ビザ、M1ビザ)の場合学校に申請すれば週に20時間までキャンパス内に限り働くことができます。
学校内のカフェ、売店、学校施設のアシスタント
アメリカの学校には大抵カフェや売店があり、そこで働くことができます。仕事の内容もレジ打ちや陳列など単純な作業が多いです。また校内の環境整備で掃除や花壇の整備などをさせてくれる学校もあります。
チューター
チューターとは教授とは別に講師として成績優秀な生徒が他の生徒を教える制度です。なるためには成績優秀かつ教授、先生の推薦状などが必要な場合があります。
2. 有給インターン
日本からインターンシップ専用のビザを取得し、インターンシップをしながら学校に通います。
生活は忙しくなりますが、合法で働きお金を稼ぐことができます。ただそれ相応の英語力や実務経験が必要です。
3. 無給インターン
無給なので学生でも働くことができます。
直接お金ではなく交通費や食事の支給、その他の補助で生活を補助してくれる場合もあります。会社によっては寮や家の補助もしてくれるところもあります。こちらは現地系の企業が多いのでとても勉強になります。
4. OPT, CTP
大学やコミュニティーカレッジに通う学生は、PT(Pratical Traning)という制度を利用でき、修学して一定期間以上経過した学生が、学校の外で有給研修として働ける制度です。
CTP(Curricular Practical Training)
・学校に1年以上在籍
・自分の専攻した分野の仕事
・働くことで単位を取得できる授業に登録し、ワークショップに参加する
以上を満たすと最長1年間、自分の勉強した分野に関連する仕事でフルタイムで働くことができます。学位の取得を目指すフルタイムの学生である必要があるため、語学学校の生徒は利用することができません。
OPT(Optional Practical Traning)
大学、コミュニティーカレッジを卒業後に1年間働くことのできる制度です。この制度を利用して働いたあとでそのままワーキングビザを取得するパターンが多いです。最近ではアメリカの専門学校を卒業しても取得できるので取得のハードルが低くなりつつあります。
5. Severe Economic Hardship
経済状況の予期せぬ変化で生活が苦しくなった学生を救済する制度です。
アメリカの学生ビザを取得する場合学費が払える程度の残高証明が必要ですが、その口座に何らかの原因で変化があり学費の支払いが困難になった場合に学校に申請することで、学校の外で働く許可証を得ることができます。
グレーゾーン
ここからはグレーゾーンの仕事になります。
日本の会社とやり取りしたり、給料としてお金をもらわなかったり、インターネットで日本の仕事をアメリカでしたりと、法律ができた時に存在していなかった仕事もあるので弁護士の中でも見解が別れています。
6. クラウドソーシング
インターネット上で個人で仕事のやり取りをしてお金を稼ぎます。
webのデザインや翻訳、プログラミングなどエクセルでの集計などPCでできる仕事がメインになります。特別な技術がなくても記事作成や感想文、アンケートなどお手軽にできる案件もたくさんあります。
日本のサイトではクラウドワークスやランサーズが有名です。2つの会社とも報酬は日本の口座に振り込んでくれます。登録は無料なので登録だけしてどんな仕事があるのか見てみてもいいですね。
7. Uber , Lyft ドライバー
スマホを使って、自分の車でタクシードライバーになれるアプリです。
アプリの程としては「自分と同じ目的地に行くからついでに乗せてあげる」「乗せてもらったからお礼でお金をあげる」なので直接給料をもらっているわけではありません。自分の車があって、免許があって運転できれば誰でもなることができます。英語があまり喋れなくても目的地にちゃんと送り届ければいいので安心です。またUberはドライバーではなく、デリバリーのスタッフとしても働けます。その場合は何と自転車でも登録できます。
デメリットとしてはトラブルがないわけではなく、危ない地域に送り届けなくてはいけない場合もあること、女性の方は車の中で密室になるので特に注意が必要です。ドライバーになるためにはライセンスを取得してから1年以上経過している必要があります。
8. 転売
アメリカではブランド物が安く買うことができるのでそれを日本やアメリカの通販で売る方法があります。日本だと「ヤフオク」「Buyma」「メルカリ」アメリカだと「ebay」が大手になります。最近では「Mercari」もアメリカに上陸しています。
アメリカではアウトレットがたくさんあるので、そこで仕入れてネットで安く売れば儲けが出る可能性も大いにあります。
11. 投資、株
投資や株、FXでお金を増やすのもいい手かもしれません。うまくいけば生活が楽になるどころか、贅沢な暮らしができるかもしれません。今だと仮想通貨で大金を稼いでる友達がたくさんいます。
僕の友達は授業中に仮想通貨トレードでお金稼ぎをしていました!
そのせいで勉強に集中できずに成績は悪くなっていましたが。。。
大体のサイトが無料登録できて少額から投資できるので試して見るといいかもしれないですね!
メジャーな取引所だと
などがあります。
デメリットとしてお金が増える可能性もあれば減る可能性もある、最悪の場合はマイナスになる可能性もあるので注意してください。
10. ストリートパフォーマンス
何か特技があるのであればストリートパフォーマンスも手です。アメリカでは色々なところでパフォーマンスをしているのでそれに混ざってパフォーマンスをすればチップをもらえる可能性もあります。僕がみてきた限りではパフォーマンスの完成度はもちろんですが、何よりも気持ちが大事みたいです!正直ひどいパフォーマンスはたくさんありますがみんな優しいので寄付感覚でチップをくれます。
州や場所によっては禁止、または許可が必要な場合もあるので注意してください。
僕の友達は、ラスベガスでパフォーマンスをして帰りの便のお金を稼ぎ出しました!何か一芸がある人はぜひ試してみてください!
11. 治験
日経のフリーペーパーなどにたまに案内がのっています。
開発段階の薬を飲んで効果を調べたりします。中には高額のものも存在し、ボランティア扱いなのでビザの種類は関係ないそうです。
が、もちろん体調を崩すリスクもあるので自己責任でお願いします。
12. ドナー
卵子ドナー、精子ドナー、血液ドナーなどが可能なようでまちまちですが高額の謝礼が出ます。ただ州によっては生まれた子供に責任を取らなくてはいけないこともあるようなので注意が必要です。こちらも自己責任でお願いします。
非合法
ここから完全に「非合法」違法になります。
正直に言えばアメリカでワーキングビザを持たずに働いている日本人はたくさんいます。他の国も同じです。みんなしてるし、氷山の一角で自分はバレないと思いがちですが、毎年日本人も不法労働が見つかって強制送還にあっていますし、もし強制送還になった場合今後一切アメリカに入国できない場合も出てくるのでオススメはしません。完全自己責任です。
13. アジア系レストラン
よく違法で働かせてくれるところといえばアジア系のレストランです。
同じアジア人ということもありお互いに親しみがあるのか違法で働ける場合が多いです。ちなみにアジア系の中のは日系のレストランも残念ながら含まれています。
アメリカ人学生のバイト事情
アメリカ人の学生は1年中働くというよりも長期休暇だけ働いて、学校が始まったら辞めて学業に専念する場合が多いです。
皆がお金持ちな訳ではなく奨学金を借りている場合が多く、働き始めてから返済をするという場合がほとんどです。またまとまったお金を稼ぐために一旦休学して働いたり、お金を貯めてから働く人も多いです。
学校に行っている間は勉強も忙しいですし、学業に専念するってことなのかもしれないですね!
まとめ
アメリカに留学できるということは学業に専念できるお金があると国に認められたので留学できています。なのでアメリカとしては「働かなくても生活できるでしょ?」ってことなんでしょうね。でもお金は無限にあるものではないので、一番安全な道は
1.学校に行っている間は学校で働く。またはCTP
2.卒業したらOPT
3.OPT中にビザの申請をする
そして空き時間にクラウドソーシングでスキルを磨きつつや転売で稼ぐ
これが一番合法で安全な方法かもしれません。
アメリカにいるといい意味でも悪い意味でも仕事について考えさせられます。
どうしてもお金が欲しい場合は違法のバイトをするしかないのかもしれませんが、僕は絶対にオススメしません。