まとめ

マイクロソフトへの転職【プロが口コミ・年収などを徹底調査】

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マイクロソフトはアメリカに本社を置き、全世界にサービスを提供している外資系企業で、おそらくその名前を知らない人はいないでしょう。

日本法人も1986年に設立されており、「Windows」を筆頭としたサービスを販売することで、ソフトウェア市場のシェアを大きく占めています。

この記事では、マイクロソフトのコンサルタント職に注目し、その仕事内容や労働環境、平均年収、口コミなどを紹介しています。

マイクロソフトのコンサルタントに転職したい」と考えている方は、是非参考にしてください。

マイクロソフトの企業情報

職種と仕事内容

マイクロソフトのコンサルタント職は、大きく3つの職種に分けられています。

1つ目が開発系コンサルタントです。

開発系コンサルタントは、クライアント企業のシステム開発を網羅的に支援する技術コンサルティングを担います。

具体的にはアーキテクチャデザインや開発生産性の向上、標準化などです。

2つ目がIT基盤系コンサルタントです。

クライアント企業のインフラ製品の導入における技術コンサルティングを行います。

具体的には要件定義、基本設計、運用設計などです。

Active Directory設計サービスExchange構築支援サービスなど、Windowsインフラの構築において、マイクロソフトのテクノロジーをフルに活用しながらコンサルティングを行うことができます。

3つ目が戦略系コンサルタントです。

これは営業職やセールス職にも似たようなポジションで、クライアントがビジネスを推進していく際のITサービスとしてマイクロソフト社製品の提案を行います。

もちろんそれだけではなく、全社的な業務改善プロセスなどにも直接携わり、将来を見据えながらクライアントと一緒になってデザインしていくという仕事です。

マイクロソフトのコンサルタント職の中でも、特に高度なスキルや知見が求められる職種となっています。

マイクロソフトは、その圧倒的な製品力を武器にして、クライアントが途絶えることはほとんどありません。

そのため安定して案件を受注することがし続けられるという大きな強みがあります。

もちろんマイクロソフトの社内には、エンジニアなどの技術に特化した人材も豊富に所属しているため、他部門とも連携を取りながら高度なコンサルティングサービスを提供できるのが特徴です。

マイクロソフトの労働環境

マイクロソフトのコンサルタント職の労働環境について紹介します。

残業時間

マイクロソフトのコンサルタント職は、そもそも出社が必須ではありません。

そのため、かなり労働時間は調整しやすく、自由な働き方が可能となっています。

最先端のIT企業ということもあり、リモートワークの整備も随分と前から整備されています。

また、プロジェクト自体も個人で担当するということが非常に多いので、上司やチームのメンバーに左右されて残業時間が長くなるということもあまりありません。

逆にトラブルが生じた際には、基本的に頼れる人がいないため、地獄を見なければならないということもあるようです。

このあたりは良くも悪くもアメリカ的な要素が強いと言えるでしょう。

そもそもマイクロソフトに就職できるような人は、ビジネスマンとしてのレベルが非常に高いため、一人で卒なく仕事をこなせる人が多数います。

そのため、月間を通じて一切残業せずに仕事を切り上げ、オフの時間を充実させている人も少なくありません。

福利厚生

マイクロソフトの福利厚生については、公式サイトの採用情報ページにおいて以下の通り紹介されています。

保険制度 社会保険:健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金保険、総合福祉団体定期保険 (全額会社負担)、障害時長期所得補償保険 (全額会社負担)、医療保障保険 (全額会社負担) < 5 日以上の入院時入院給付 (配偶者、22 歳未満の子供まで対象) >
退職金制度 確定拠出年金、キャッシュバランス一時金(社内積立制度)
社員持株制度 定率積立後、四半期毎に本社株を優待購入
定期健康診断 年 1 回、生活習慣病検診 (35 歳未満)、人間ドック (35 歳以上)
カフェテリアプラン 生活スタイルやニーズにあった福利厚生メニューを各自で選択。

ベネフィットポイント (会社) ・ウェルネスポイント (健保組合)

ヘルスサポート メディカルルーム、マッサージルーム、メンタルヘルスケアサポート、EAP (無料カウンセリングサービス) ※勤務地によりサポート内容が異なる場合があります。
社内クラブ活動 レクリエーション、同好会(テニス部、ヨガ部等)、親睦行事およびボランティア活動の企画・運営
その他 ベネフィット・ステーション、育児・介護支援制度(育児コンシェルジュ/介護コンシェルジュ)、提携銀行等によるローン優待、提携会社による不動産優待等

外資系企業だけに、福利厚生は全然充実してないというイメージを持たれがちですが、実際には上記のように、一般の日系大手並みの充実度を誇っています。

詳しくは後述しますが、マイクロソフトは給与水準も非常に高いだけに、待遇面で見ればかなり満足度の高い会社となっています。

また、マイクロソフトは人材育成にも重きを置いており、従業員向けに様々なトレーニングプログラムを用意しています。

具体的には、New Employee Orientation (新入社員研修)、語学研修 (英語、日本語)、Office 製品トレーニング、 マネージメントトレーニング、ソフトスキルトレーニング、エンジニア向けプロフェッショナルトレーニング、リーダーシップ開発プログラム、グローバル タレント プログラム、ビジネスコミュニケーションスキル研修各種などです。

社内プログラムについてはもちろん無料で受講できますし、社外でプログラムを受講する場合でも、お得な料金で利用できるというのが大きな魅力です。

英語は必要?

マイクロソフトのコンサルタント職として仕事をする場合、英語能力は必須です。

クライアントには海外の企業も多く、日常的に業務で英語を使う機会があるためです。

応募要項には具体的に英語力に関する言及がないということも多くありますが、マイクロソフトへの転職を目指すのであれば、必ず英語力は磨いておくようにしましょう。

マイクロソフトでTOEIC850点以下の人材は使い物にならない」というような口コミもあります。

スコアがすべてを物語るわけではありませんが、英語力を示す客観的な指標になりますので、是非TOEICで850点以上を目安に、勉強してみてください。

マイクロソフトの平均年収

マイクロソフトは外資系企業らしく、実力主義を強く押し出しています。

もちろんどの職種で採用されるかによっても異なりますが、概ね年齢層ごとの年収水準及びその推移としては、以下のような金額になるとお考え下さい。

20代前半 600~800万円
20代後半 600~900万円
30代前半 800~1200万円
30代後半 1000~1400万円
40代以降 1300万円以上

上記はあくまでも一例で、実力次第では20代のうちに1000万円を突破するようなケースもあります。

また、役職が付けば2000万円、3000万円という年収金額になることも夢ではありません。

コンサルタントは特に出来高に応じて支払われるインセンティブ給の割合が高く、成果を出せば出すだけどんどん昇給を果たすことができます。

さらに通常の給与とは別枠でストックオプションも用意されており、総合的に見てマイクロソフトの給与はかなり高待遇であると言えるでしょう。

加えて前述の通り、福利厚生もかなり充実しているだけに、可処分所得という観点で見ても業界トップクラスと言えるのではないでしょうか。

初任給については、2017年以降毎年増額が続いています。

そのため、今後はさらに全体の年俸額も上昇していくということが期待されるでしょう。

マイクロソフトの口コミ

マイクロソフトの現役コンサルタントや退職者などの口コミをいくつか紹介します。

誰もが使用しているOfficeやWindowsといったソフトウェア製品に対して責任を持つ立場になるため、プライドを持って仕事を進めることができるし、本当にやりがいが大きい。
最新のテクノロジーに常に触れられることはもちろん、会社としても社会の変化に対して高い柔軟性があり、変わっていくことを大切にしている。そのため、ビジネスの常に最先端の環境で働けていると感じる。日々新しいことを学ぶ機会ばかりで、どんどん成長できる。
評価は非常にフラットになされており、成果に対してはしっかりと昇給という形で報いを受けることができる。そのため仕事に対してのモチベーションが落ちることはほとんどない。

社風や成長環境に対しては、上記のようにかなり肯定的な意見が多く見られました。

マイクロソフトの求人情報

マイクロソフトの求人情報について紹介します。

公開求人はある?

マイクロソフトの公式サイトでは、求人情報が掲載されています。

コンサルタントも含めて職種ごとに募集があり、それぞれ応募要件などが個別に定義されています。

採用ページ自体は海外のサイトになるため、ある程度英語力がなければその内容を把握することができません。

このあたりからも、マイクロソフトでは英語力が求められると言えますね。

なお、マイクロソフトの求人はIndeedやDodaを始めとした転職支援サイトでも広く取り扱われています。

中には公には出てこない非公開求人を取り扱っていることもあるので、より有利な条件でマイクロソフトへの転職を果たしたいと考えている方は、転職支援サイトを利用するのもおすすめです。

採用情報

マイクロソフトは言わずもがな、超人気企業です。

そのため、新卒採用、キャリア採用ともに採用選考は激戦を極めます。

採用方針としては「ポテンシャル採用」を謳っているものの、実態としては書類選考の時点で学歴フィルターが行われているようです。

実際にマイクロソフトの内定を獲得しているのは、東京大学や京都大学、早稲田大学をはじめとするいわば一流大学の出身者ばかりです。

むしろそのような一流大学の出身者であっても、マイクロソフトの採用選考を通過できない人が大半となります。

ちなみにマイクロソフトは全学部全学科のエントリーを認めているものの、特にSTEMを専攻している学生の選考に力を入れていると記載されています。

STEMとは、Science、Technology、Engineering、Mathematicsの頭文字で、いわば理系学部が有利ということです。

マイクロソフト入社はどんな試験・面接をするの?

マイクロソフトの入社のための選考フローや具体的な選考内容について、解説します。

マイクロソフトの選考スケジュール

マイクロソフトの選考は主に以下のような流れで実施されます。

  1. プレエントリー
  2. 本エントリー
  3. 書類選考
  4. 1次選考
  5. 最終選考

新卒採用の場合のプレエントリーは、卒業年度の1年以上前から行われます。

プレエントリーをしないと、本エントリーに進むことはできないので、公式サイトを確認の上、スケジュールを過ぎてしまわないように注意してください。

面接で実際に質問される内容①マイクロソフトのことが好きですか

この質問は実際によく本番の面接で聞かれるようです。

当然答えは「はい」しかなく、「いいえ」なんて回答した暁には即帰宅命令が出るでしょう。

面接官もあっと驚く気が利いた説明が補強できるのであれば、その限りではありませんが、いささかリスクが大きすぎます。

この質問に対しては肯定的な返事をした上で、具体的にどのような点が好きなのかということを、他社製品などとも比較しながら回答することが大切です。

当然付け焼刃で回答することはできませんので、事前にしっかりと企業研究及び業界研究を深めておく必要があります。

面接で実際に質問される内容②マイクロソフト製品についてPRしてください

これはケーススタディのようなもので、かなり実践的な能力が問われます。

マイクロソフトのコンサルタント職(セールス職)として仕事をする場合には、相手に売り込まなければならない場面もあるだけに、どれだけ営業能力があるかという点も重要なポイントです。

面接官も非常に意地悪なので、一筋縄ではいかず、かなりメンタル的に追い詰めるような質問もしてきます。

その際に折れてしまうようでは、高評価を得ることはできません。

プレゼンテーション能力はもちろんのこと、コミュニケーション能力、メンタルタフネス、コミットメント、論理的思考力、そして何よりマイクロソフトに対しての熱意などが総合的に判断されるので、面接全体を通じても非常に重要な質問であると言えます。

ここでもしっかりと企業研究、業界研究を深めておかなければ、思うような回答をすることはできません。

面接で実際に質問される内容③あなたはストレスに強いですか

コンサルタントという仕事は非常にストレスフルな仕事として知られています。

というのも、「コレ」といった正解がなく、日々自分で正解を切り開いていかなければならないためです。

もちろんそれ自体が仕事の面白さでもあるのですが、「うまくいくか分からない」「他人から否定的に見られる」ということはかなり大きなストレス要因となります。

日々そのようなストレスにさらされて、メンタル的に病んでしまい、休職や退職するということは会社としても絶対に避けたいことです。

そのためマイクロソフトの採用面接では、ストレス耐性について質問されることが多くあります。

この質問が来た際には、具体的なストレス解消法も合わせて回答するようにしてください。

趣味が面接官と合った場合には、そこから有利な話題に持っていくことができる可能性もあります。

マイクロソフトが求める人材

マイクロソフトの公式サイトや社風、そして社長へのインタビューなどから、求める人材像については、以下のような資質があると推測できます。

  • 個人として努力し、成果をあげることができる
  • 関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる
  • 価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる

特にマイクロソフトは個人で仕事を進める機会が非常に多く、徹底的な実力主義の社風であるため、自律的に考え、行動できるということが非常に重要です。

選考の際には、この部分に注視してアピールをしていくことを心がけましょう。

マイクロソフトに転職する難易度

マイクロソフトへの転職難易度は、非常に高いです。

日本には非常に多くの会社がありますが、その中でもトップクラスに難しいと言えるでしょう。

マイクロソフトへの転職を実現させるためには、他社からも欲しがられるレベルでビジネススキルを身に着けておかなければなりません。

加えて、卓越した英語能力が必要にもなります。

さらに理系人材が重宝されるということもあるので、プログラミングなどITに関する知識も身に着けておくのがおすすめです。

マイクロソフトに就職する理由

マイクロソフトは世界で最も有名な企業であると言っても過言ではありません。

これまでもマイクロソフトが生み出した様々なサービスが、世界中の人々の生活を豊かにしてきました。

マイクロソフトに就職すれば、そのような規模の大きな仕事に携わることができます。

それこそ自分自身が世の中の変革にまさに貢献しているという体験ができるかもしれません。

このようなやりがいの大きさに魅力を感じて、マイクロソフトへの転職を希望する人が多数います。

勤めている社員たちも、まさにエリートコースを歩んできたようなハイスペックな人材ばかりで、成長環境としても申し分ありません。

実際にマイクロソフトで一定のキャリアを積んだ後、そのスキルやマインドを武器にしてさらに好条件の会社に転職したり、自分で独立起業したりしている人も多数います。

マイクロソフトの転職まとめ

この記事ではマイクロソフトのコンサルタント職への転職を目指す方向けに、企業情報や労働環境、年収情報、口コミ、求人情報などを紹介しました。

率直に言って、マイクロソフトへの転職を成功させることは非常に難しいです。

どんな企業でも通用するビジネススキルを身に着けておくことはもちろん、面接に向けても十分準備をしておかなければなりません。

今現在本業があり、マイクロソフトの内定を得てから仕事を退職しようというように考えている人だと、なかなか内定を勝ち得ることはできないでしょう。

そこでおすすめしたいのが、セミナーの受講です。

セミナーを受講することで、コンサルタントとして求められる様々なビジネススキルやマインドなどを見に着けることができます。

それはマイクロソフトの転職選考に際しても、大きな武器となることは間違いありません。

マイクロソフトへの転職を最速で実現させたいと考えている方は、是非セミナーの受講を検討してみてください。

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