まとめ

単位不足は奨学金破産の第一歩!?効率よく単位を取る方法6つ

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奨学金を借りているけど単位不足が心配。単位が足りていない場合、奨学金の貸与や返還に何か影響はあるの?

単位不足と奨学金は、無関係ではないのです。奨学金破産のはじまりなんてことも。単位が足りていないとどうなるのか、奨学金破産とは何かを解説していきます。

併せて単位不足の人、単位不足に不安な人のために、忙しくても効率よく単位を取る方法をご紹介します。
将来後悔しないために、奨学金の現状や単位の大切さを知っておきましょう。

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単位不足が奨学金破産につながる


奨学金の滞納者の増加や自己破産
が社会問題となっており、2016年までの5年間で1万5千人もの人が、奨学金にからむ自己破産をしています。

大学での「単位不足」が自己破産のきっかけになるかもしれないということをご存知でしょうか。

単位が少なかったり、留年、卒業延期になると、奨学金が打ち切りになります。最初はアルバイト代で学費を賄おうとしますが、次第に学業との両立が難しくなり、最終的に自主退学してしまうのです。

大学中退の学歴では自分の思うように就職できず、奨学金の返済が困難になり、滞納を繰り返した後、自己破産してしまう。このようなケースが少なくありません。

もし、大学在学中にきちんと単位を取得できていればどうでしょうか。奨学金破産へのリスクは限りなく減らすことができます

将来のことを想像するのは難しいかもしれませんが、奨学金を借りている人に起こる問題を知っておくことも重要です。

参考:朝日新聞デジタル『奨学金破産、過去5年で延べ1万5千人 親子連鎖広がる』2018/2/12

単位が少ないと奨学金が停止


奨学金を継続するためには、毎年1回「奨学金継続願」を提出します。
適格認定では、人物や経済状況の審査に加えて、成績のチェックがあります。

1~2年次で履修する単位が極端に少なかったり、3~4年次で取得単位が足りなかったりすると、奨学金が停止・廃止になります。

「停止」は、4月からの振り込みがストップします。貸与を再開するためには、不足した単位を修得するなど、停止になった原因を解消する必要があります。

廃止」は、奨学生としての資格を失うため、貸与は打ち切りです。

奨学金が停止・廃止になるまでの細かい単位数や、停止・廃止の判断は学校によって異なります。

留年・卒業延期は奨学生の資格廃止

1~3年次で留年したり、4年次で卒業できないことが確定したりすると、奨学生としての資格が「廃止」されます。

留年や卒業延期の場合でも、奨学生の資格が「停止」のみで済む学校があります。
しかし、奨学金の滞納が社会問題となっている今、日本学生機構は成績不良者に対して「停止」ではなく「廃止」と厳しい対応を取るケースが増えています。

取得単位が足りず、留年してしまったり、奨学金を打ち切られてしまうと、今後の修学が困難になります。

奨学金を借りている人は、特に単位に気をつけなければいけません。

奨学生が単位不足になりやすい原因

奨学生が単位不足になる原因として、アルバイトに追われて授業に出られないというケースが目立ちます。

親からの仕送りや支援がない学生は、奨学金だけでは足りない1人暮らしの生活費・学費をすべて自分で賄わなければなりません。中には家計を支えるために働いている学生も。

夜遅くまで働いて朝起きられなかったり、授業中に居眠りしたり、課題や自習をこなす時間がないなど、アルバイトのせいで学業に支障が出て、単位を落としてしまいます。

学校へ行く時間を確保するために、アルバイトを減らしたくても、生活していくためには働かなければなりません。

留年すると奨学金が打ち切りになるので、さらにアルバイトを増やし悪循環に。学費が払えず、最終的に退学してしまうことも。

アルバイト等で忙しい奨学生は、計画的に効率よく単位を取得する必要があります。

忙しい人必見!効率よく単位を取る方法6つ


忙しいからこそ、計画的に賢く単位を取得しなければなりません。4年次は卒業論文や就職活動で忙しくなるので、単位に余裕が欲しいですよね。

効率よく単位を取るための方法を見ていきましょう。

1.必ず出席できる時間帯を確保

「この時間なら必ず出席できる!」という時間帯を確保しましょう。

朝早く活動して夜はゆっくりしたいタイプ、朝が弱いので夜に活動したいタイプ。自分の得意不得意に合わせて、授業やアルバイトの時間を調整します。

出席するだけで単位が取れる授業は、この時間を中心に履修するのがおすすめ。
この曜日は必ず登校すると決めて、アルバイトや用事を入れないのも良いでしょう。

語学系など、出席が重要で授業の時間帯が指定されている科目は、アルバイトのシフト調整し、できるだけ1〜2年次時など早めに取得しておきましょう。

春の履修時は、必ず出席できる!と思っていても、続かなかったり、1度休むと行きづらくなったりします。

無理のない範囲で、出席できる時間帯を確保しましょう。

2.履修はとにかく情報収集

もっとも大切な授業選び。履修登録期間は一番気合を入れて、慎重に科目を選ばなければなりません。

授業内容や取得条件をよく確認し、先輩や友達から単位が取りやすいかの情報を集めましょう。
試験やレポートの内容が毎年同じであれば、先輩から昨年の内容を教えてもらうことができます。

科目名や教授名で検索すると、ネット検索やSNSで口コミなどの情報が引っかかることがあるので、1度試してみても良いでしょう。

3.取得条件を見極める

「出席」「試験」「レポート」どのような割合で、何を達成すれば単位がもらえるのか。単位取得の条件をきちんと確認しましょう。
確認不足のまま、なんとなく授業を受けていると、うっかり単位を落とすことになりかねません。

それぞれバランス良く履修すると負担を減らすことができるのでおすすめ。出席重視の授業ばかりだと、欠席が増えた時点でアウト。試験科目やレポートばかりが多すぎても、非効率になってしまいます。

試験100%、レポート100%でも、内容が難しすぎたり、出席のみでも授業内の発表の準備に時間を取られすぎてしまうことも。情報収集も大切なポイントです。

4.教授と仲良くなる

必ずではありませんが、教授と仲良くしていると、ひいきしてもらえることがあります。

授業終わりに質問に行ったり、話したりしながら顔を覚えてもらう方法です。
話していると、試験やレポートの内容を軽く教えてもらえたり、ボーダラインの際に助けてもらえるかもしれません。

「単位がどうしても欲しいので、どう学べばよいか」と直接聞くのも、意外と効果的です。

ただし、教授は先生ではなく、研究することが本業。
多忙過ぎない、学生との交流が好きな教授かどうか見極めなければなりません。

教授へのアピールはもちろんですが、一番前の席できっちり真面目に授業を受けていれば、それだけで単位がきちんと取れます。

人の多い授業の場合、顔を知ってもらえても、名前や学籍番号まで覚えてもらわなければ成績に反映されないので意味がありません。

無駄な努力にならないように注意しましょう。

5.周りと協力し合う

友達たちと、出席カードの提出やプリント・テスト範囲の共有など、お互いに助け合う方法です。

授業を休まないことは大前提なのですが、病気や、お金が足りずアルバイトを増やさないといけないなど、やむを得ず欠席することがあります。
欠席した日に、テストやレポートの範囲が発表されると、たった1回の欠席で単位を失うことに。
1人だと、欠席した穴を埋めることができないので、周りと協力することが単位取得の近道なのです。

学校に行く時間が無くて、友達となかなか会えない。という人もいると思います。
同じようにアルバイトなどで多忙な人は、1限や6・7限に集まっていて、1人で授業を受けていたりするので、きっかけを作れば一緒に協力できるかもしれません。

どうしても周りと協力できない場合は、講義の資料をネット上にアップロードしてくれる教授の授業やレポート重視の授業を選びましょう。

6.自由シフトのバイトや在宅勤務をする

アルバイトのせいで授業に出られない場合は、自由シフトや在宅勤務のバイトがおすすめ。

人数の多いコールセンターなどは、シフトが自由だったり、急なシフト変更にも対応してもらえたりします。

在宅勤務は、クラウドソーシングに登録して、ライターや文字起こし、データ入力などの仕事をこなします。パソコンとネット環境があればどこでもできます。

最初は時給500円以下になってしまうこともありますが、技術が向上したり、実績がつくと、数時間で数万円稼げることも。

着替えや化粧などの出かける準備や、通勤が不要で、深夜でも土日でも24時間いつでも働くことが可能。講義と講義の間など、空いた時間に作業することもできます。

学業に専念するために、自分の都合に合わせてできるアルバイトに勤めることも重要です。

奨学金だけが残った!とならないために


「単位不足」
は大学在学中だけの問題ではなく、将来の生活が困難になる可能性があります。単位不足がきっかけとなり退学するケースも多く、退学後は高卒のまま奨学金の返済だけが残ってしまいます。

効率よく単位を取る工夫をしたり、学業優先で働くことができるアルバイト勤めましょう。
どうしてもアルバイトとの両立が出来ない場合は、休学して学費や生活費をまとめて稼ぐというのも1つの手段です。

せっかく奨学金を借りてまで入学したのに、留年で奨学金が打ち切りになって退学ということにならないために、単位は計画的にコツコツ取得しておきましょう。

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