まとめ

奨学金の振込日はいつ?初回振込日や振込時間についても解説

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「奨学金の振込日や振込時間っていつ?」「今月の振込みがまだない!」奨学金の振込日がいつだったか分からなくなることってよくありますよね。

基本的に毎月11日振込みですが、月によって変わることがあります。
初回振込や卒業時の最終振込みは1ヶ月に数ヶ月分まとめて振り込まれることも。

また振込日や初回振込について勘違いして、授業料の納付に間に合わない!という場合のために、対処法や奨学金以外の各種教育ローンの振込日についてもまとめたので参考にしてみてください。

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2019年振込日はいつ?

奨学金の振込日は基本的に毎月「11日」です。
ただし振込日が金融機関の休業日(土日祝日など)の場合は前営業日になります。

【2019年度 奨学金振込日カレンダー】

区分 振込日 区分  振込日
4月分 4月19日(金) 10月分 10月11日(金)
5月分 5月16日(木) 11月分 11月11日(月)
6月分 6月11日(火) 12月分 12月11日(水)
7月分 7月11日(木) 1月分 1月10日(金)
8月分 8月9日(金) 2月分 2月10日(月)
9月分 9月11日(水) 3月分 3月11日(水)

JASSO:2019年度 振込日カレンダーより

振込日や金額が異なる月がある

毎年4月と5月は振込日が11日からズレるので日本学生支援機構の振込日カレンダーで確認しましょう。2019年は4月19日(金)、5月16日(木)が振込日になります。
また採用時期によっては4月分と5月分合わせて、5月に振り込まれることもあります。

給付、貸与終了となる年度(卒業する年度)の3月分は2月分と合わせて振り込まれます。2019年は2月10日(月)です。

入学金には間に合わない!

初回振込は1番早くて予約採用の5月です。4月分、5月分がまとめて5月に振り込まれます。
振込日は手続きの時期によって異なりますが、予約採用は4月~6月、在学採用は4月~7月のいずれかの月に初回振込があります。

入学金の納付期限は合格通知から1~2週間。前期授業料も合わせて振込みます。
振込みが間に合わなかった場合、合格が取り消されてしまいます。

日本学生支援機構の奨学金はすべて入学後に振り込まれます。
初回振込は入学前に納付する入学金や前期分授業料に間に合わないので注意しましょう。

入学時特別増額も入学後の振込

入学月の基本月額に上乗せして貸与を受けることができる「入学時特別増額」は入学後の初回振込の際に一緒に振り込まれます。

入学金の足しにしようと増額の手続きをしても、振り込まれるのは入学後です。
入学前の入学金や前期授業料の納付には間に合わないので気をつけましょう。

奨学金の振込時間はいつ?

奨学金の振込は前日までには済ませてあるので、指定した口座のある金融機関の営業開始時間から引き出すこができます。

1番早いインターネットバンキングや24時間営業のATMだと日付が振込日になった0時過ぎから引き出すことが可能です。

奨学金を引き出すことができる時間については、自分の口座がある銀行の営業時間を確認してみましょう。

機関保証は保証料が引かれる

保証制度で機関保証を利用した場合、毎月の奨学金から保証料が引かれて振り込まれます。
保証料は貸与月額や貸与月数、貸与利率、返還期間により異なります。

【2019年度採用者の保証料の目安】

(私立大学、自宅通学の例)

区分 貸与月額 貸与期間 貸与総額 返還回数 保証料月額
私立・自宅通学 40,000円 48ヶ月 1,920,000円 156回 1,262円
72ヶ月 2,880,000円 192回 1,464円
54,000円 48ヶ月 2,592,000円 180回 1,928円
72ヶ月 3,888,000円 240回 2,379円

JASSO:表 2019年度採用者の保証料の目安より

上記の例だと、貸与月額から毎月1,262円~2,379円の保証料が引かれて口座に振り込まれます。

保証料の目安は日本学生支援機構のホームページよりご確認ください。

授業料の振込日はいつ?

各大学や専門学校によって異なりますが、一般的に授業料は年度の始めに一括で振込むか、前期後期(春と秋)に分けて振込む方法があります。

前期後期に分けて納付する場合、前期が5月頃、後期が10月頃の振込時期になります。
大学から授業料についての通知書と振込用紙が届くのは前期は4月頃、後期は9月頃です。

ただし入学する年の前期授業料については入学金と一緒に入学前に納付する必要があります。合格通知書と一緒に振込用紙が送付されることが多く、合格から振込期限までは1~2週間と短いので入学金+前期授業料は前もって準備しておく必要があります。

授業料が間に合わない!そんなときは

各大学「分納制度」「延納制度」があります。

  • 分納制度:授業料を分割して納入する方法
  • 延納制度:納入期限を2ヶ月ほど伸ばして授業料を納めることができる

連絡なしに授業料を滞納したり、最終納入期限までに延滞手続きを取らなかった場合は除籍となります。延滞料や復籍料が発生する場合があるので必ずいずれかの制度を利用して授業料を納めましょう。

それぞれの制度や期限についての詳細は自分が通っている大学の学生課や会計課に問い合わせてみましょう。

各種教育ローンの振込日

日本学生支援機構の奨学金は毎月振込日と金額が決まっていますが、国の教育ローン(日本政策金融公庫)や銀行の教育ローンは必要なときに必要な金額を借りることができます。

【国の教育ローン】
申し込みから入金まで10日前後。子供ひとりにつき350万円まで融資可能。上限までは追加融資ができます。(再度申し込みが必要)

【銀行の教育ローン】
利用する銀行によって異なりますが、申し込みから入金まで2週間ほど。銀行によっては最短2営業日で融資を受けられたり、来店せずネットのみで申し込みできるところも。
またカードローン型教育ローンを利用すると限度額までであれば、必要なときにその都度借り入れすることができます。

「奨学金の振込日が授業料の納入に間に合わない」「奨学金だけじゃ授業料が足りない」という場合は各種教育ローンの利用を検討してみましょう。
教育ローンの金利は1.81%~3%ほどです。普通の銀行カードローンや消費者金融で借りると金利が14%~18%と高くなるので教育ローンで借りることをおすすめします。

受験シーズンや入学金が必要になる時期には混み合うので、余裕をもって申し込んでおきましょう。

振込日カレンダーで把握しておこう

奨学金の振込日は日本学生支援機構のホームページにある奨学金振込日カレンダーで確認することができます。

基本は11日に振り込まれますが、月によって振込日が前後することがあります。

奨学金の振込みを当てにしていたのに入学金や授業料など、納付期限までにお金を用意できなかった!という場合は大学の「分納・延納制度」を利用するか、教育ローンの借り入れを検討してみましょう。
せっかく合格して入学できたのに、授業料が間に合わず除籍になるのはもったいないので、出来る制度を利用してみてください。

奨学金の振込日を勘違いしていて、生活費が足りない、授業料の振込日に間に合わなかったとならないように前もって確認しておきましょう。

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